みやべえの雑記モノガタリ

旅・湯・酒・音・祭をこよなく愛するアラサーのモノガタリ

遺伝子の声に耳をすませば。というおはなし。

はろー。
みやべえです。
 
突然ですが、好きな人のにおいって好きですか?
 
私はその昔、大学時代からの友人に、「なんで今の彼と付き合おうと思ったの〜?」と何気なく聞いたところ「あのね!彼の体臭がとてつもなく好みだったの!!」と返され、なんだか期せずして親友のセクシャルシーンを覗いてしまったようなドキドキを感じたことが忘れられません。
 
 先日お仕事でちょっと調べていたら、興味深い話があったので体臭小話を。
 

体臭にまつわる恐ろしい実験

 
その昔、スイスのヴァーデキント教授という動物学者がとある実験を行いました。
 
それは・・・男性44人に日中も寝ている間も同じTシャツを2日間ずっと着てもらい、その汗がこの上なく染み込んだアンフローラルな香りを醸し出すTシャツを穴のあいた箱に入れて、49人の女性に片っ端から嗅いでもらいどの臭いが好きか嫌いか評価するというもの。
 
嗅ぐ方も嗅がせた方もよーやったなーという科学の世界の厳しさを垣間見る罰ゲームのような実験ですが、この実験でですね、ほとんどの女性が好き!と言ったのは「自分の遺伝子の型から最もかけ離れた遺伝子の型を持つ人」だったんですと。
 
逆に、好ましくない臭いと言われたのは、自分の遺伝子型に近い人の匂い。つまり、人は生まれつき持っている遺伝子が遠い人の匂いほど「好きな匂い❤︎」と思うらしいのです。(もちろん例外もあります。)
 

遺伝子の声を聴け。

 
具体的に言うとHLA(ヒト主要組織適合抗原)と言われる免疫細胞を司る遺伝子の形が違うほど体臭への嫌悪感が薄まるとのこと。
 
近親相姦しかり、遺伝子の近しいもの同士で子作りすると遺伝子異常が起きやすいと言われていますが、モラルや理念だけではなく、本能的に人(動物)には自分の持つ遺伝子と違う型の遺伝子を匂いで判別してくっつこうとするアンテナがたってるのかもしれないのです。。
 
 なんだそれ!すげえ!
 
ということは、同じ人の同じ体臭を嗅いでも、いい匂いって思う人と思わない人がいるということで。私の友人の言う「彼の体臭がとてつもなく好みだったの!!」は、彼女の遺伝子の声だったのかもなーと。妙に納得致しました。
 
 
匂いで遺伝子の相性が分かるとか、なんかすごく動物くさくていい。
 
最近は香水つけたり体臭消したりが普通になってきたから人の体臭ってあんまり意識することないけども、友達とか気になる色んな人の匂い嗅いでみたいなー。
 
とりあえず旦那さんの匂い嗅いでたら真剣に嫌がられましたが。
 
ふんふん。(変態)
 

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ではでは〜。
 
Thank you for your touch xx 
 
 
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